• 冷湿布と温湿布の違いは?

    2024年4月21日

    こんにちは、南予治療院です。ブログを見ていただいてありがとうございます。

    温湿布と冷湿布

     温湿布はカプサイシン(唐辛子成分)やノニル酸ワニリルアミドの効果で血流を増やして温かく感じさせる、冷湿布にはメントール、サリチル酸メチル、ハッカ油等の効果で清涼感を持たせるという違いがあります。

     どちらも貼ると、ヒヤッとしますよね。いずれも水分が入っており、貼ると気化熱の作用で熱を奪い、体表面の温度を下げます。これらの成分は、実際に患部を冷却したり温めたりする作用が
    あるわけではないので、ご自身の好みで選ぶといいでしょう。
     湿布薬に『冷感』や『温感』とあっても、実際に痛みそのものを改善する成分は、どちらの湿布も「インドメタシン「」ケトプロフェン」「フェルビナク」等の抗炎症・鎮痛作用のある成分です。薬としての効果は全て同じ。冷湿布温湿布でまったく同じものが配合されている商品もあります。湿布等の鎮痛消炎薬は、これらの成分を皮膚から吸収させ、炎症や痛みを抑えています。